玉木ゼミの特徴を説明していきます。
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チーム制度
玉木ゼミでは、個人の興味・関心、研究したいテーマに応じて、より専門的な知識や技能の習得を目指すため、「チーム制度」を導入しています。
チームごとに、研究領域や連携している企業・研究機関、補助的指導担当者(研究者や大学院生)が異なるため、自身の興味のある専門分野についての学習活動および研究活動に深く取り組むことができます。
どのようなチームがあるのかということや、各チームについての詳細な説明については、「チーム紹介」のページをご覧ください。 チーム紹介ページに移動する
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複数指導者による研究指導
上述した通り、玉木ゼミナールでは「チーム制度」を導入していますが、この「チーム制度」を成り立たせている要因のひとつが、玉木先生以外の指導者の存在です。
普段のゼミナール活動における研究指導やゼミ全体の統括は玉木先生がしていますが、玉木先生ひとりだけではゼミ生ひとりひとりの細かな部分に指導をすることが難しい場合がある為、チームごとに研究者や大学院生などの補助的な指導者がついています。
この研究者や大学院生とは、玉木先生が関連している学内研究機関に所属している研究員や、玉木先生の大学院ゼミナールに所属している学生が主となっています。
こうした複数指導者による指導体制が整備されていることは、他のゼミではなかなか有り得ないことと言えるでしょう。
合宿等の機会には研究指導者の方々(学内研究機関研究員、大学院生など)も複数名参加するので、ゼミ生の研究内容に対する意見はもちろん、調査方法や、その研究にとって参考になりそうな文献の紹介など、経営工学、教育工学など様々な背景知識に基づく指導を受けることができ、ゼミ生がより質の高い研究を行えるようになっています。
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プレゼンテーション
普段のゼミナール活動において、主に行われるのが「プレゼンテーション」です。
これは、自身が行ってきた研究の進捗状況を玉木先生やゼミ生全体に報告するというもので、1か月から1.5か月に1回程のペースで発表が回ってきます。
各自の研究が進むと、研究している学生自身は当然その研究について詳しくなりますが、他のゼミ生にとってみれば、誰が何をどの程度やっているのか分かりづらい状況があります。
そのような中でゼミにおいてプレゼンテーションを行い、分かり易く明快に自身の研究内容を他者に伝えることで、自分自身の頭の中や研究が整理されるとともに、ゼミ全体で情報が共有され、自分ひとりだけでは思い付かなかった視点からの指摘を得ることができます。
また、発表を聞く側にとってみても、新しい知識や情報の獲得ができ、それらが自身の研究のヒントに繋がることもしばしばあります。
このような過程の積み重ねによって、ゼミ生は社会に出てから必要とされる「物事に深く取り組む力」や「取り組んだことを他者に伝える力(プレゼンテーション能力)」を磨いていきます。
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ゼミ必修
「ゼミ必修」とは、履修登録時に「玉木ゼミに所属しているのなら、この授業は必ずとってね」と指定されているもののことを言います。
その量が十数単位分あるので、自分の好きな授業を取ることができる枠は減ってしまいますが、ゼミにおける研究に必要な知識/技能を身につけることができます。企業で活躍されている方をゲストティーチャーとした授業や、グループワークに発表など、これから社会に出てから必要とされるスキルも身に付けることができます。
何よりゼミの仲間全員が必ず受けているので、クラス単位で受ける授業のような雰囲気があり、協力体制を築いて単位取得を目指すことが可能です。
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サブゼミ
「サブゼミ」とは、チーム別に行われる勉強会のようなものです(チーム制度については上述)。
この「サブゼミ」は主として毎週のゼミ(授業として行われるもの)の時間内に行われますが、授業時間外にもチーム別に自主的に集まり実施される場合があります。
「授業時間外サブゼミ」は、参加したからといって単位がもらえるわけではありませんが、研究上必要なことを飲み食いしながら楽しく学んでいくことができます。
チームにもよりますが、「授業時間外サブゼミ」は、大体月に1~2回、1回1時間~1時間半程度のペースで行われています。